サラリーマンの武器「右左攻撃」(4/5) ~最も怖いその性質~
この武器の特徴をもう一度まとめておこう。破壊力はすさまじいものがあるのだが、1発でダメージを与えるタイプの武器ではなく、ボクシングのジャブのように回数を重ねて相手を弱らせるという性質を持つ。そしてこの武器は、攻撃した相 …
この武器の特徴をもう一度まとめておこう。破壊力はすさまじいものがあるのだが、1発でダメージを与えるタイプの武器ではなく、ボクシングのジャブのように回数を重ねて相手を弱らせるという性質を持つ。そしてこの武器は、攻撃した相 …
がしかし、部下の機嫌を気にするようなヤワな上司ほど、この攻撃はよく効く。ヤワ上司は右左攻撃の格好のカモなのだ。昔のように、体育会系上司が社内にのさばっていた時代では、この攻撃は絶対に効かない。上司の話を「右から左」なん …
「人の話を右から左に聴く」ことが、右左攻撃だ。じゃあ、なぜこれが攻撃になるのか。これが攻撃と言えるのかどうかは意見が分かれるところだが、確実に相手がダメージを受けるわけだから、武器だと考える。 この武器のターゲットは …
今までアニキは、正当派の武器のみを紹介してきた。正当派の武器とは、相手を傷つけるものではなく、あくまでも自分の能力を高めることを目的としたものだ。いわば、「自分の能力を高めて、相手を出し抜くための武器」とで言った方がい …
アニキが言いたいことは、実はこの悪魔を吹っ切る決断こそが人生そのものだといいたい。だから、その究極の決断の時に助けになる概念が上位概念である。悪魔を追い払う十字架が上位概念である。決断しなければならない問題に対して、何 …
物事の判断を上位概念に当てはめて判断する。これが芯のある男の頭の中身だ。これで決断力が磨かれる。しかもすばやい判断ができるようになる。それよりもすごいのは、すばやい判断の理由がきちんと理論立てて説明できる点にある。行き …
「信念⇒軸⇒哲学」なんて流程図を見ると、なんだ?ほとんど違いはないんじゃないかと思うかもしれないが、これらは明らかに違うものだ。ここを少し説明しておこう。 何度も言うが、まず信念ありきだ。自分の信念を作り、それを持っ …
アニキの言う軸とは、自然にできた軸ではない。自然にできた軸では何の武器にもならないからだ。逆に自分の身を滅ぼす。こんなものはない方がよいが、粘土のように時間と共に自然と固まってゆく。固まったら、それを壊すのは至難の業だ …
会社は1個の生き物だ。これはアニキ哲学のベースのひとつだが、会社は集団であっても個なのである。脳が社長でカラダが従業員、企業理念が魂だ。その構成要素は人間と同じである。人はその魂に従って動く。会社も同じで、会社は理念で …
上位概念とは、日頃だれでも頭の中で無意識にやってることなのだが、そう簡単に片付けてしまわずに、細かく分析することでよく見なければならない。サラリーマンとしての上位概念は、仕事や立場によりその概念は異なるし、その上位と下 …