サラリーマン哲学者アニキが語る生き方のコツ
サラリーマンの本質

サラリーマンの本質

  サラリーマン諸君!

仕事が辛いとか会社が嫌だとか言う前に、考えなければならないことがある。

実は、世の中の職業で唯一サラリーマンだけが義理を欠いても成り立つ職業だ。人生の中で一度や二度、仕事上で義理を欠いたことはあるはずだ。サラリーマンは義理を欠いても怒られるだけでクビにはならない。人として絶対にやってはいけない「義理欠き」をしても許される。だから給料が安いのだ。しかし、個人事業主や経営者はそうはいかない。義理を欠いたら途端に仕事がなくなる。収入が全く入ってこなくなる。しかも一瞬の出来事だ。そんな緊迫した日常をおくっているのだ。ヤクザや芸能人の社会がいい見本だろう。職人の世界はすべてそうだ。すべて自分で解決しなければならない。誰かに頼って恩を受けたらその日から義理が発生する。恩を受けたら返さなければならない。この世にただの物なんか存在しないからだ。返さなければ一生心の奴隷だ。サラリーマンには決して理解できない重たい世界なのだ。

話は長くなるから、義理人情についてはブログ記事の中で詳しく話そう。

だから、サラリーマンが嫌だという前に、いかにサラリーマンが恵まれた職業であるかを認識すべきである。単に組織に仕えるのが嫌だとか、クソ上司が嫌いだとか、仕事が面白くないからと安易に個人事業主を選ぶ前に、義理人情を学ばないと独立や個人事業などはできないのだ。

byアニキ