賢く生きる
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人生の準備期間「学校」(2/17) ~技能がないことが技能~

 「技能がないことが技能」について補足しよう。  野球やサッカーだけが技能ではない。例えば、代々続く老舗の企業やお店の跡取りとして生まれること、これも技能だ。跡取りとして生まれたなら、それだけで人生の選択肢はない。職業選 …

人生の準備期間「学校」(1/17) ~人生は大海~

 人は生まれて学校へ行って勉強し、社会人となる。大概の日本人はそのルートを辿る。アニキ哲学では、人生は社会人から始まる。人生は海である。そこはまさに大海だ。その大海へ船で単身こぎ出すことが人生だ。だから、学校は人生とは言 …

「オーナー社長」という生き物の生態(11/11) ~会社は誰の物?~

 クリスマスキャロルという話をご存知だろうか。中学か高校の英語の教科書に出てきたよな。この話は強制的に完全変態させる話だが、こんなことは現実には起こらない。特に、右上がりで伸びている会社のオーナー社長は、己の力に慢心して …

「オーナー社長」という生き物の生態(10/11) ~立場の心~

 見よう見まねで組織をきちんと整備して、階層的な組織を作り、中間の管理者を置くのはいいことだ。しかし、10人の規模の時のように、社長自らが現場の不満や愚痴を聞いてしまうのはよくない。そうなると、中間管理者の立場がなくなる …

「オーナー社長」という生き物の生態(9/11) ~「完全変態」を目指せ~

 では、オーナー企業とはどうあるべきか。その正しいあり方をアニキ哲学の観点から見てみよう。企業は生き物だ。特にオーナー企業はオーナーが直接指揮を執れる状態である理想の形態だ。オーナーの意思がそのまま直接会社全体に行き渡る …

「オーナー社長」という生き物の生態(8/11) ~年上者を惹きつけろ~

 さらに創業オーナーという珍獣には、大きな問題がある。実は彼らは、自分より年上を使うことができない。大概のオーナー企業はベンチャーからの出発が多い。成熟しきった業界より、新規の将来が期待できる業界だ。そうなると、やはり若 …

「オーナー社長」という生き物の生態(7/11) ~珍獣「創業オーナー」~

 前回言い忘れたので付け加えておきたい話がある。実は、オーナーにも2種類存在する。創業オーナーと2代目以降の引き継ぎオーナーだ。第1話で話したお坊ちゃんオーナーは、2代目以降引き継ぎオーナーに分類される。引き継ぎオーナー …

「オーナー社長」という生き物の生態(6/11) ~小心な王様~

 オーナー社長とは、相当厄介な生き物だということがわかっただろう。人間の姿をしているが、中身は人間ではない。というと語弊があるかもしれないから言い換えると、サラリーマンを普通の人とするならば、オーナーは相当変人であるとい …

「オーナー社長」という生き物の生態(5/11) ~オーナーの財布~

 給料の真実を話そう。給料をもらえて当然だと思っているのは、大企業で働くサラリーマンの感覚だ。労働の対価として当然の権利だと主張できると思っているのは、大企業サラリーマン、若しくは大企業から別大手企業に転職したサラリーマ …

「オーナー社長」という生き物の生態(4/11) ~オーナーの本音~

 そして最後のタイプは、突然オーナーになってしまったという人だ。事情はいろいろある。跡継ぎがいない先代オーナーが引退して、番頭さんの自分が会社を買い取ったとか、あるいは出向先の会社の社長から出資を頼まれたとかだ。事情付き …