アピーラー達の午後(14/14) ~サラリーマン最後の聖戦~
この現象はどの企業でも起こっている。大企業になれば、部長クラスでの話でなく、本部長、役員クラスでこれが起こる。大企業では、大概部長までは実力で昇進する。部長までは熾烈な競争がつきまとうので、アピーラーだけでは到底部長に …
この現象はどの企業でも起こっている。大企業になれば、部長クラスでの話でなく、本部長、役員クラスでこれが起こる。大企業では、大概部長までは実力で昇進する。部長までは熾烈な競争がつきまとうので、アピーラーだけでは到底部長に …
業務に自信のないアピーラー部長は常に自分がその地位を追われることになるとヒヤヒヤしている。そう、アピーラーは非常に小心者であり、自分の実力のなさという化けの皮が剥がれることをおそれ、保身のためにウソをつく。ただ、それが …
よし、話を戻すぞ。要するに、上司にゴマすって素直に接して自分をまず信用させておいて、ウソ情報を上司に流すのだ。ここでのウソ情報は事実の側面解説が主な話となる。歴史小説家の手腕だ。歴史に描かれてない部分を脚色して語る手法 …
そんな重要な技能「演技力」を、ウソをもっともらしく見せるための道具として、アピーラーも使いこなす。サラリーマンの武器である「演技力」は間違った使い方をしてはいけないのだが、一流のアピーラーはそれを自分の武器としてしまう …
そして、最大技能である第四の技能、「演技力」を駆使する。演技力は欠かせないサラリーマン技能である。棚ぼた成果をさも苦労したように演出するために必要な技だ。大概の成果は棚ぼたが多いはず。それでのし上がった輩も多いはず。そ …
話が逸れたから元に戻そう。要するに、アピーラーは暗黒面に心を奪われたことにより、周りを蹴落として自分が頭一つ出るために工作する連中だ。実力があれば、アピーラーなどという卑怯な道は選ばない。実力がないために、出世するため …
また本題から逸れるが、せっかくだから道(どう)についてもう少し説明しておこう。アニキ哲学では、日本人の行動の源である「道(どう)」を哲学の柱としている。過去ブログでは何度も日本人の行動の本質は「道の精神」だと書いてきた …
そう、アピーラーはバカではなれないのだ。アピーラーは自分に実力がないということに気づく頭のよさがあり、どうしても出世したいという願望があり、その目的のため裏工作で生きてゆくという道を自ら選んだ者だ。まるで中国の宦官だ。 …
話が逸れてしまったから戻そう。人はなぜアピーラーへ変貌するのか。そして、なぜアピーラーに身を落として卑怯なことをするのか、なぜ正々堂々と戦わないのか。そこにはアピーラーという悪魔に魂を売ったその覚悟が存在する。 アピ …
まあ、汚い。というか、相手を引きずり降ろすまでとにかく、あらゆる手を使って蹴落とす必要があるから、直接的なウソだけでではなく、ターゲットの評判を落として孤立させる。また、上司との連携にもひび割れを起こさせる為に、周りにも …