アニキは、この世に生まれてくるのは修行だと思ってる。この考えがアニキ哲学のベースである。なぜなら、前にも書いたが、「人は何度も生まれ変わる」ことの説明が、とても腑に落ちるからだ。この観点から、人が生まれてくる時に、修行や課題があり、脳もその使命を知っているはずだと考える。でも脳はそのことを、肉体に知らせてはいけないのだ。だから、脳は一緒に修行するパートナーであはるが、脳は自ら手助けしてはいけない。人はその人生の中でいろんな問題が起こるが、それは生まれてくるときに自分で決めてきた課題であり、その解決策は自分で見つけ出さなければならない。脳はその答えを知っているし、その乗り越え方も知っている。なぜなら、解決できない問題は持って生まれてこないのだから。脳は、解決方法を教えては修行にならないから黙っているだけなのだ。
とは言いつつも、仲良しには教えたくなるのが人情だ。「脳と仲良くなる」とは、この心理を利用するのだ。脳は能動的には教えることはできないが、教えてあげたい衝動にかられる。そう、教えられないが、ヒントを見せることは可能だ。肉体の意思(心)に覗かれるようにして、わざとヒントを見せるのだ。仲良しの肉体に、脳はわざと隙を見せる、ガードを下げるのだ。そして、肉体は脳が見せたがってるヒントを覗くことができる。それは、脳にとっての親友が困っているなら、創造主の命令も破る。命令を守るのも脳だが、破るのも脳だ。脳は義理堅いのだ。好きな者にはヒントを出すし、それを覗いてほしいとも願うのだ。若い女性が、好きな彼氏だったらパンチラOKだが、その辺のエロジジイはノーだろ。その心理と同じだ。な、だったら脳と仲良くすべきだろう。困った時や悩んだ時、脳のヒントに気づけ!だ。
ヒントはいろんなところに出てくる。夢に出たり、ひらめきで出たり、突然本を手に取ったりだ。気づくまで脳は何度でも出してくる。キーワードは「突然」だ。これは、脳が起こしていると気づけ!人生をプラス側に持って行きたかったら、脳からヒントもらえるようなつきあい方をしろと、いうことだ。
まず、脳と仲良くして、ヒントを引き出せ。そして、その後に脳が覗かせたヒントを絶対に聞き逃すな。チャンスの神様の話とは、まさにこれだ。「チャンスは前髪で掴め!」とはこのことを言う。脳が出すサインに気づくことがチャンスをものにする。「チャンス=脳のヒント」とアニキは言い切る。これが成功への近道だ。チャンスが来る来ないの話とは、脳の謎に繋がるのだ。
脳からヒントを得て、賢く生きろよ。そして、我々は、ただ欲しい物を手に入れて楽しく生きればよいのだ。