同士よ、若き日を思い出せ!「宇宙戦艦ヤマト2199」
同士よ、若き日を思い出せ!「宇宙戦艦ヤマト2199」

同士よ、若き日を思い出せ!「宇宙戦艦ヤマト2199」

このタイトルを見た時、「宇宙戦艦ヤマトをまたやるのか?」とあまり歓迎した印象を持たなかった。なぜか、それはアニキは何を隠そう宇宙戦艦ヤマト世代、言わば松本零士世代の人間だからだ。学生時代をヤマトと共に過ごした甘い時を、さらに塗り替えるようなことはあまり歓迎できないのだ。というのも、当時のヤマトの出始めは、イスカンダルという惑星にクスリを取りに行くという話で、とてもよかったのだが、その後ゾンビのように復活する続編に辟易としたからである。途中から大人になってしまったので、ヤマトシリーズは最後まで見てないので、アニキにはとやかく言う資格はないのだが、こういう想いのファンも当時は多かったのではないだろうか。

しかし、DVDの表紙の森雪があまりにも美人だったので、ついつい買ってしまった。ストーリーは以前のものとよく似てるが、展開は面白い。最近の特徴であろうか、かっこいい敵のキャラクターも多いのだ。アニキの子どもの頃は、敵はブサイクに描かれて、性格も悪く憎まれキャラに仕上げられ、完全に好意を寄せることがないように作られていた。仮面ライダーでも何でもそうだ、ヒーローごっこする時は、ライダー役以外は魅力的じゃないから、子ども達は取り合いになる。でも、最近のヒーロー物は敵でもかっこいいのだ。それぞれに守るべき正義があり、立場がある。物語はどっちから見るかにより解釈が変わる。これが、公平かもしれない。アニキ達が子どもの頃は、まんまとだまされていたのだ。

で、話を元に戻そう。そんなヤマト2199だが、うれしいことにヤマトの乗組員にかわいい女の子が増えていたことだ。アニキはもうこの時点で完全にヤマト2199のファンである。70年代の画像より今の方がいいに決まってる。森雪以外にも多数女性が登場する方がいいに決まってる。それだけで価値ありと、アニキは決めつける。

アニキと同年代諸君は、あこがれの女性像として森雪を夢見ていたはず。同士よ、隣を見てみるが良い。現在横におわす方はそれとはほど遠いはず。ならば同士よ、もう一度「ヤマト2199」で夢を見ようではないか!ぜひ、それぞれの息子と一緒に鑑賞したいものだ。自分と同じ過ちを冒さないようにと、祈りをこめて。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です