サラリーマンの謎「評価」(3/4) ~相性~
サラリーマンの謎「評価」(3/4) ~相性~

サラリーマンの謎「評価」(3/4) ~相性~

 人には必ず「好き嫌い」がある。「嫌いな人はいない」なんて坊さんのようなことを言う奴はタダの嘘つきである。もし、嫌いな奴がいないなんてのがいるとしたら、そいつは人間じゃない。人間は元から好き嫌いがあるように作られている生き物だ。だから、サラリーマンである以上、仕事上の評価すべては「上司の好き嫌い」で決まるのだ。ということは、上司も人間であり、悟ってもいないただのオヤジだから、「そこでやってゆくなら、好かれるしか道はない」と言いたい。
 「今、働いてる会社の上司と合わないのだけど、どうしたらいいか?」と悩んでいる人に言いたい。あまり心配しなくてもいいと。どうしても合わない上司がいたとする。運良く今働いているのが大企業の場合、救いはある。大企業の場合、異動という習慣が存在する。「反発の法則」により、合わない者同士の場合、最大3年我慢すればどちらかが異動だ。合わない者同士が同じ場所にいると、負のエネルギーが職場に溜まり、不幸の連鎖が起こるからだ。人間にはエネルギー(アニキは気とも言う)を感じ取る力があるから、状態の改善には離れるしかない。大企業ではそれが自然に起こる。
 そして、自分が勤めるそこがオーナー企業であるなら、なおさら重要だ。悲しいかな、「オーナーに嫌われたら未来はない」のだ。仮にオーナーと仲が悪く、それが修復する見込みがないのであれば、早めにその会社を辞めた方がよい。いや、すぐ辞めるべきだ。オーナー企業でオーナーに嫌われては、全くいいことなしだ。また、オーナー社長という生き物は、コロコロと自分の考えを変える。そういうものだと思っておけ。しかし、好き嫌いは別だ。一度嫌われると、その気が変わることは絶対にないと付け加えておこう。オーナー社長の悪口を言うつもりはないが、変わったほ乳類だなと思って見た方がいい。人として見るとエラい目に遭う。この「オーナー社長という生き物の生態」については、現在ブログを準備中だ、近いうちに公開する。