話を戻そう。で、そうだ「武器」だ。身を守り、人生を切り開く「武器」だ。アニキの武器は、相手を傷つける武器でない。ということは、「モノ」ではないということだ。大学や学生時代に学習で身につけた履歴書に書ける自慢できるものは何一つない。アニキの武器は、すべて考え方をベースにした「技能」を前提としている。以前のブログで語ったが、技能が結果を出して初めて能力となる。そうだ、だからこれからアニキが紹介する「技能」を、「能力」にまで高めて初めて武器となる。これをものにして、サラリーマン人生を闊歩してくれ。歩くのではない!闊歩だ!闊歩の定義は、楽しく、上を向いて笑いながらスキップに近い感覚だ。本当は人生の準備期間である学校で教えてもらって身につけばよいのだが、このサラリーマンの「技能」は、ある程度の経験をベースにしないとわからない。泳ぎやスキーと同じだ。いくら話を聞いても、実際に自分で経験してから理解できる。経験しないと質問すらできない。
高校や大学へ進むにつれて、大人の話を聞く機会が増えたり、アルバイトだとかで社会の一端をかじって、社会を少し経験できるのはすごくいい。仕事というイメージがわきやすいから、想定できる部分もけっこうあったりする。だからアニキは、中学卒業してすぐに社会の出た人はすごいと思う。その荒波たるものは、半端じゃない。何の武器も持たずに嵐の海に出て行くのだ。そこには大渦潮があったり、また巨大ザメもいるし、巨大ダコもいるかもしれないのにだ。
で、アニキは何が言いたいのかというと、「身を守る最低限の武器を身につけろよ」ということだ。丸腰で猛獣に挑んでも結果はしれてる。SF映画なら何とかなるかもしれないが、現実社会ではそうはいかない。アニキは、武器の重要性に気づきそこから人生が変わった人を何人も見てきた。なら、最初から教えてあげたらいいじゃん。そういうとこが日本人はケチなんだよ。しかしこれも難しい。実はこの武器、考え方が主体だから、話を聞いただけでは全く使えない。そこには経験を通し、自分なりの気づきがあって初めて使える。自分が順風満帆だと思って粋がってる奴には決して見えないと言っておこう。今、壁にぶつかってる人には最良の気づきがあるはずだ。だから、今は必要なくても、いずれは必要となるから、頭の片隅にでも残っていれば、そのときには最大のクスリとなると言っておこう。武器はいくつもあるから、自分に最適な武器を見つけて身につければよい。
最後に、「サラリーマンの武器だって?そりゃなんだ?」と否定的に見ている君たちに、一言いっておこう。アニキブログを読む君たちは、アニキに引き寄せられているという事実にも気がつくべきで、単なる偶然ではないのだ。この「偶然が必然」であるということが人生で最も重要な概念であるが、これが気になるなら、アニキブログ「人生に迷ったら、本を読め」を読んで見てくれ。きっと、腑に落ちるだろう。いずれアニキ哲学の中心概念である「偶然が必然」でじっくりと説明しよう。