では、中国歌なんかに興味のない人間ならば、何を選んで歌えばいいのか?必ず迷うはず。そこで、元商社マンのアニキがカラオケで歌う中国歌を教える。
前置きが長くなってしまったが、まず、とにかく1曲だ。駐在員なら最低1曲。出張者が1曲でも歌えたなら、拍手喝采だ。な、歌えないとダメだということだ。
なら、まずは1曲アニキのオススメ曲を紹介すると、思い浮かぶのはテレサテンの「月亮代表我的心」だ。しかし、これは有名すぎて、大概の日本人はまずこの歌を歌う。出張者でもこの歌をよく歌うから、誰かに取られたら終わりだし、駐在員であるなら、こんなの歌ってちゃメンツがない。だから、この歌は知らなくてもいい。この歌は避けるべき歌だ。
で、アニキのオススメは周杰伦の「七里香」だ。Jチョウの名前で知られた日本でも有名な歌手だ。この歌なら、カラオケお姉ちゃんも喜ぶから、なかなか株が上がるぞ。でも難しいから、かなり練習しろよ。アニキもカラオケ帳なる手帳を作って、歌の歌詞書き込んで、ピンイン附って練習したものだ。しかし初心者は、この歌以外で周杰伦の曲はやめた方がよい。実は、この歌手の歌はとても難しいのだ。でも、最近はよく、日本人で「七里香」歌っているのを聴くから、かぶる可能もありちょっと心配だ。だから、アニキはこの歌ははずしておく。この歌は別の人に譲るってことだ。
あと、蘇有朋の「你快不快乐」もいい。これは、福山雅治の「桜坂」のカバーだから、覚えやすいし、曲自体を知っている人が多いから、ウケはいいぞ。
次にオススメだけど、この曲はアニキ一押しだ。これはかなりいいと言う。周華健の「朋友」だ。この曲はカラオケでも中国人と一緒に行く時に歌うのが最もよい。中国人とKTVなんか行ってこの曲入れると、断然盛り上がる曲だ。喜んだ中国人が肩組んできて一緒に歌い始めるぞ。実は、この歌は1番の歌詞が2回続くだけだから、覚えるのが簡単でよい。アニキはよく、中国人だらけの式典の食事会の席で、歌わざるを得ない場面で、よくこれを歌う。政府の役人なんかもいる席なら、なおさら評価を受けるぞ、覚えておけ。
この流れでいくなら、群星の「北京欢迎你」もオススメだ。これは、北京オリンピックの主題歌で、群星という歌手が歌っているのではなく、中国人歌手総勢によるウィアーザワールドの中国版だ。そういうことで国を挙げて宣伝した曲だから、中国人は誰でも知っている。繰り返し部分も多く、そんなに覚える歌詞も多くない。みんなでマイクを廻して歌ってもよい。歌詞が男と女の歌手で交互になっていることもあり、カラオケお姉ちゃんとのデュエットもありだ。
で、次いくぞ。あくまで日式カラオケで歌うことを前提とするなら、盛り上がる曲が一番いい。カラオケお姉ちゃんは、基本的に踊るのがすきだから、アップテンポの曲は評価が高い。アニキのオススメは、郭美美の「不怕不怕」、蔡依林の「日下落」、五佰の「妳是我的花朵」、萧亚轩の「我的主的歌」だ。それと、ちょっと変化球で、杨臣刚の「老鼠愛大米」のダンスバージョンだ。この曲はバラードなのだが、ダンスアレンジしたものが、カラオケボックスにある。これはノリノリだぞ。全員で総立ちダンスがサイコーだ。お持ち帰り度がアップすること間違いなしだ。続きは明日だ。