アニキの「創造主論」(2/5) ~宇宙にばらまかれた人間~
アニキの「創造主論」(2/5) ~宇宙にばらまかれた人間~

アニキの「創造主論」(2/5) ~宇宙にばらまかれた人間~

 アニキは別にダーウインを否定してるわけではない。ダーウィンは学者だから検証が必要なだけで、検証できないこと、つまり証明できないことは発表できなかっただけだ。本当は、宇宙人飛来説を採りたかったのかもしれない。でも、目を輝かせて研究する弟子達の前で、そのことを言えなかったのだとアニキは思う。
 さて昨日の続きだ。何者かによっていろんな星にばらまかれた人類の元は、それぞれどうなったのであろうか?地球に似た環境の星なら生き残れるかって、それはわからない。過去ブログ「人間の天敵」でも話している通り、知的生命体が他に1種類でもいたらダメだろう。悲しいかな、滅んでしまう。絶対天敵がいる星も当然だめだ。人間の創造主はいろんな星に人間をばらまいて、どうなるかを試していると推測できる。なぜかって?それは、創造主によって我々が地球に放置した事実があるからだ。宇宙は広い。地球という星だけに人間を置いていったと考える方がおかしいだろう。呼吸ができて食べ物が手に入る環境の星にはすべて、人間をばらまいたと考える方が自然だろう。
 創造主の目的は、人間の進化を見届けることだ。人間がどう進化してゆくのかだ。放置された人間は、その星の環境に適した形に変わってゆく。まさか、マンガに出てくるタコ型の火星人みたいにはならないと思うが、確証がないから否定はできない。でも、あまり想像したくないな。タコ型星人の美人なんてどうだろうか。果たしてそそる存在であろうか。冗談はさておき、人間が大きな脳を使って進化してゆく。そしてまた輪廻転生する。アニキは思う。この宇宙に創造主が人間をばらまいているなら、考えたくないが来世は別の星の人間かもしれない。そこで、化け物に食われてまた別の星に生まれる。こんな輪廻転生が想像できる。しかし、これはまだ魂のレベルが低いうちだろう。魂レベルが高くなれば、高度な社会を形成している星に生まれるはずなのだから。だから、今世の修行をがんばらないといけない。エイリアンのエサになる星には生まれたくないからな。おっと、魂の輪廻転生の話は長くなるから、また後日だ。
 要はアニキは何が言いたいのかというと、創造主が人間を作っていろんな星にばらまいたのだ。その一つが地球であり、700万年も続いている希有な星だということだ。続くということは、その星の環境に順応して進化してゆかねばならない。社会を形成して文明も築くことも必要だ。この流れが創造主の意図であることは間違いない。でなければ、創造主はずっと以前に天変地異でも起こして人間を滅ぼしていたであろう。
 人間がサルから進化したという説を採ると進化の話はそこで終わりだが、創造主が人間を作ったということになると、「なぜ?なぜ?」が広がり、分析のしがいがある。だからアニキは「創造主論」だ。これは、アニキ哲学の柱となる概念で、この考えなくしては成り立たない。人間存在における様々な疑問や、機能などはすべてこの「創造主論」から出ている。サルから進化したのでは、ここまでの考察は出てこない。