飛行機の中で「プロフェッショナル仕事の流儀 心臓外科医 天野篤の仕事 一途一心、明日をつむぐ。」のDVDを見てしまった。これはすごい、すごすぎだ。とにかくだ、かっこいい男の典型だ。こんなかっこいい男はかって見たことない。なぜここまで自分にプレッシャーをかけられる?なぜここまでストイックに生きることができる?なぜぶれない?なぜ?なぜ?なぜだ。
努力と場数だけでここまでやってきたというのか!使命感に燃える人間とは、こうなのか!年に400回以上の手術?56歳なのに?それなら、この人と比べたら俺らはカスだな。すぐに休もうとするし、妥協しようとするし、うまくいかないと考えもすぐ変えたりする。ダメダメだぜ。しかも、「プロとはこうあるべき…」と、部下に粋がって語ったりするアニキだ。アニキが考えるプロでは到底この人には及ばない。情けない、なんなんだ、このひとは。プロとはここまでやるのか。
みんなよ、人生のなかで、これは見ておかねばなるまい。いや、日本人なら見なければならない。DVD中のセリフは少ないが、その言葉の一語一語が心に突き刺さる。それはまさに孔子の言葉以上だ。そして、彼は元々天才ではない。悩みがあり、乗り越えてここまで来ている。その境地を努力で勝ち取ってきた人物だ。だから、「俺たちとは違う別世界の天才だ。」と、特別視したいけどできない。アニキは自分が恥ずかしい。そんな気持ちにさせられる。さらに、最後の難病の患者さんのドキュメントがすばらしい物語を作ってる。手術が成功し家族と対面する場面では、俺は大泣きしてしまった。なんて、すさまじい仕事なんだ。ぜひ、会社の研修に使おうと思う。それだけの価値はある。
重いぜ、人の命。いい歳して浮気だの、その場しのぎのウソだの、やめな。ぜひこれ見て人生の舵を取れ。このDVD見たら、もう浮ついたことなんかできないぜ。人として真のかっこよさの一つの定義がここにはある。金惜しむな、これ買え!みんな。この値段で人生変えるぞ。
今日の格言:「軸を持て!軸をぶらすな!」