お金の真理に迫ろう(7/8) ~金持ちの秘密~
お金の真理に迫ろう(7/8) ~金持ちの秘密~

お金の真理に迫ろう(7/8) ~金持ちの秘密~

 お金持ちとは、お金の念に負けない人のことだ。オセロで言えば、黒を白にひっくり返せる人だ。悪いお金は黒である。世の中に出回っているお金のほとんど黒である。何人もの人の手を渡っていくうちに黒くなる。汚れていくのだ。ところがだ、金持ちの財布にそのお金が入ると、黒が白に変わる。これが金持ちの秘密だ。つまり金持ちはどんな状態のお金を受け取っても、それをどこに身につけようと、どこにしまおうと関係ない。黒いお金が白くひっくり返る。財布を頻繁に変える必要もない。お金持ちは、財布さえも浄化させてしまうエネルギーを持つのだ。
 これはなぜか?金持ちには2種類いるのだが、にわか金持ちと代々の金持ちだ。にわか金持ちは、いわゆる成金というやつだ。商才があって運に恵まれると、大金をつかんでしまう。成金は一瞬大金を手にするが、黒を白に変えるだけのエネルギーは持ち合わせていないから、お金に踊らされていつの間にか財産を失ってゆく。しかも、お金持ちになる以前よりも状況が悪化して終わるという話が多い。これは、アニキがいうところの金持ちではない。実は、代々の金持ちこそが、黒を白に変えるエネルギーを持つ真の金持ちだ。お金というものは、「大金を維持してなんぼ」だ。大金を一瞬つかむことより、それを何百年と維持する方が何倍も難しい。だから、代々の金持ちはお金を維持する技を継承してゆく。代々の金持ちにはいろんな技が存在する。つまり、金持ち一族は、お金を継承する技を代々伝えてきた家だ。また別の機会に少しずつ紹介してゆこうと思うが、このブログでも紹介した「金持ちは空気を読まない」という資質もその一つだ。
 お金は生き物である。これは間違いのない事実だ。生(せい)あるものだけが生き物であるという考え方では、物事の本質は見抜けない。どういうことかというと、魂やら感情移入する対象物はすべて生き物になりうるということだ。お金でも人形でも家でも何でもだ。簡単に言うと、あこがれる対象はすべて生き物になりえる。一見ただの物体ではあるが、それがあこがれることにより魂が入るのだ。魂とは物騒だから、念と置き換えてもよい。念が込められた物体にはエネルギーが蓄えられる。それを人間が所有すると、いろいろな災いを起こす。お金を例にとると、お金に蓄えられたマイナスエネルギーが、金の亡者みたいな人間が所有すると、そのお金に操られてしまうということになる。一瞬大金をつかんだ人間が人格まで変わってしまうという例は数多く存在する。
 この話は、「物体の生き物化」で詳しく話そう。