アニキは数年前まで商社マンだった。そして、何を隠そう商社マンになりたくなったのはこの漫画のおかげである。笑うなら笑え!そんなことで就職決めたのかと。しかし、人生そんなもんだろう。自分に何の能力があるのかなんて、学生時代にわかるわけがないのだから。だから、アニキは言う。人生は出会いだ。人だけではない、モノでも本でも何でもだ。おっと、そんなことを言いたくてこの記事を書いたのではない。「なぜか笑介」についてだ。
なぜか笑介はマンガだ。新人商社マンの活躍のマンガだ。でも馬鹿にしない方がいい。この本、サラリーマンとして必要なエッセンスがかなり盛り込まれてる代物だ。ちょっと古いから、事務所の中にはITのかけらもないから、「ここ日本?」と疑いたくなるが、そんなことが気になるようじゃ、アニキがなぜここまで熱く語るのかを全然わかってないし、人生に必要なことは何も学べないぞ。
現在、コンプライアンスだパワハラだと言う世の中だから、会社と個人との関わりが希薄になり、怒鳴って叱ってくれる上司も少ないだろう。だったら、これ読んで勉強せい。アニキはここからかなりのことを学んだし、50才を目前とした今でも役に立つ心構えが盛りだくさんだ。上司とサシで飲む夜のバーで、上司からの暖かい言葉には、含蓄モリモリだぞ。これはマンガじゃねー、ビジネス書だ。四の五の言わず、まず全巻揃えろ。そして本開く時は、合掌しろ。いや、したくなくてもしたくなる。
でもいいか、この本読むときゃ目で読むなよ、心で読め!じゃないと何も伝わってこないぞ。おっとそれと、この本読む時は横にメモ帳置いて読むのを勧める。自分に響く言葉が必ずあるから、メモ取るといい。全巻読み終わったらきっとメモ帳一杯になってるぞ。若者よ、就職難だがこれ読んでがんばれよ!
今日の格言:「良いマンガは心で読め!」