「かっこよさ」の定義(4/8) ~第3の定義「仕事を誇れ!」~
「かっこよさ」の定義(4/8) ~第3の定義「仕事を誇れ!」~

「かっこよさ」の定義(4/8) ~第3の定義「仕事を誇れ!」~

 そして第3は、仕事を誇れるかだ。自分の仕事に誇りを持てるかということだ。「人生は仕事だ」というアニキ哲学の基本論があるのだが、この話はまた後日のブログで話そう。言いたいのは、仕事が人生なのだから、仕事を誇れない男は人生を誇れてない。どういうことかと言うと、人生に愚痴ってる男がかっこいいのかということだ。だから、女の前では絶対に仕事を誇れ。このことを女はよく見てる。女は本能的に男を選ぶのだが、「仕事=女」とみる。これは何かと言えば、女は「仕事と自分をリンクさせる」ということを頭でやる。仕事に対して愚痴る男は、女に対しても不平不満を抱きやすく、友人や同僚に自分のことを愚痴るだろうと考えている。女はここを本能的に察知するのだ。仕事を誇れる男は、女も大切にすると考える。ここに、かっこよさがある。
 太古の昔から、女は男の選び方を間違えると、人生がとんでもないことになることを知っている。強い男しか生き残れなかった時代が何万年と続いてきたのだから当然だ。間違って弱い男を掴んでしまったら、自分はおろか、生まれてくる子ども弱い可能性が高い。強い子孫を残し、一族を繁栄させたいという願いが人の歴史だ。だから女のDNAの中には、強い男を見抜く目が備わっているし、争いが続いた20世紀までは、強い男だけが自由に女を選ぶことができた時代でもあった。だから、きちんと仕事と向き合い、自分の仕事を誇ることが大事なのだ。そのためには行動軸も持てということになる。
 そう、繰り返しになるが、女性にもてたければ行動軸を持つことだ。それは信念や哲学を持っていることに等しい。まわりに何が起ころうと信念はブレてはいけない。これは、頑固で頭が固いということとは異なる。変化に対して柔軟に対応できないということではない。信念という行動軸を1本持ち、その上で変化に対応する方法を考えてゆく。柔軟に対応するとか、指示がコロコロ変わるとかいうのは、この激動の時代においては常に変化して構える必要がる。例えば、「行動アメーバ論」で説明しよう。アメーバは、環境に合わせて形を変える。これが柔軟な発想で、どんな形になろうがアメーバはアメーバだ。これが石になろうと考えたり、他の動物に変化しようと考えることは、アメーバにとっての信念がないということになる。この違いは理解してもらえたかな。信念を持ってぶれないことと、柔軟な対応ができないということとの違いだ。
 そう、だから常に自分の考えを信念に照らし合わせ、ブレていないかどうかを考える。信念という軸は決してブレてはいけないのだ。なぜなら、信念や哲学が物事の判断基準だ。この判断基準がブレていると、言ってることとやってることが違うと周りから言われ、先ほどの石になろうとするアメーバのように、本末転倒となる。そして、行動理念や信念がないと、その事が正しいかどうかを判断できないのである。