今回でこのお寺参りシリーズも終盤に近づいてきた。総集編ってことで、まとめと補足をしてゆこう。
まず、お参りに行くお寺や祠は、何を奉ってあるのかを見極めることが重要だ。お寺に行くと、金堂の周りにもいろんな仏様を奉ってある祠があるから、よく探してみるといい。天様なんか、境内の裏の隅の方にあったりする。その散策もなかなか面白いから趣味にしたらいいかもしれない。「なぜこの位置にこの天が奉られてるのか?」など考えるのも一興だ。実は、すべてに意味がある。わからなければ住職に訊いてみることだ。自分だけの情報が得られる。また、願い事増幅器の周りにはいい気が残ってるから、それを浴びるだけでもよい。
そして繰り返しになるが、ご本尊に対して言う言葉は前述の通りだ。観音様へお願いし、少しでも願い事が叶ったら、すかさず社長である如来様への報告だけでなく、その影で力を貸してくれた明王様や、血を止めてもらった天様へもお礼を言いに行くのだ。この「正の連鎖」を繰り返すことにより、幸運が自動化する。洗面器の水を手でかき回すうちに、自然と渦の流れができるだろ。それと同じだ。幸運を自動化したいなら、コレしかない!
毎年同じ願い事をお願いしている諸君、今年からこれを実行しよう。突然すごいことは起こらないが、確実に幸運体質になるぞ。
さて最後に「願い事の内容」と「お賽銭の意味」について話そう。
実は、願い事を叶えてもらうということは、仏像で増幅された願い事を、より強力なエネルギー体に替えて、仏様本体へ送る必要がある。そうだ、天上に仏様の本体があり、願いごとがそこへ届かなければ意味がないのだ。世界各地の仏像からそのエネルギーが転送されてくる。ならば、より強力に増幅されたエネルギーの束にする必要があるのだ。それはどうしたらよいか?願い事の内容がその決め手となるのだ。願い事の内容によって、そのエネルギーの強弱が決まる。より強力なエネルギービームを天上の仏様本体へぶつけるのだ。仏様がひるむぐらいの強力ビームをお見舞するのだ。言わば、宇宙戦艦ヤマトの波動砲クラスのやつだ。(古いな、許してくれ)
それはどうするのか?人々を幸せにすることが、仏様の真意である。ここに注目しなければならない。仏様にとっての幸せにする対象は、「人々」であって、「人」ではない。この意味はわかるな。そう、対象は個人ではないということだ。これがキーワードだ。
ここに秘密がある。